先輩社員インタビュー

信頼関係が一番の喜び

私は前職が型枠大工という、まったく異業種からの転職でした。新しいことにチャレンジしたいと思い、愛知県の就職支援事業であるビジネススクールに通いながら転職活動をしていたのですが、そこで当社の求人票を見たことが出会いのきっかけです。営業職に興味があり、他社を含めて5社ほど受けたのですが、大学が工業系で機械関係は少し知識があったことと、面接していただいた当時の社長がとても落ち着いていて印象が良かったので、当社に入社を決めました。

営業の仕事は、大変なことも楽しいことも人間関係だと思います。お客様には様々なタイプの方がいますので、正直なかなか仲良くなれない方もいます。でも、タイミング良く受注ができると一気に流れができたり、話しにくいと思っていた人ほど最終的には話しやすくなったりすることが面白いですね。お客様に頼ってもらえたら幸せですし、そこには強い信頼関係があります。これは社内にも言えることで、全員の顔と名前が一致する規模感でフランクな雰囲気、上司にも何でも相談できる環境は、本当に働きやすい。お客様との信頼関係や、一緒に働く仲間との温かい関係性が毎日の喜びになっています。

自分も会社も可能性だらけ

私の仕事は、産業機械や工作機械の工場を中心とした取引先企業に訪問し、工業用ゴムやプラスチック、金属等の部品を提案・販売するルート営業です。具体的には、部品の相談を受け、商品提案や見積りをして受注しメーカーに発注、納品したり、加工会社や自社工場で受託生産をして納品します。今は15社ほど担当していますが、新規営業も行います。1日の流れとしては、9時前に出社し、ミーティングで各自の行動を共有してフォロー、外回りや社内業務をして、18時台には毎日退社しています。状況次第では直行直帰の時もあり残業はほぼありませんし、有給含めて休みはしっかりとっています。ロスがあればカバーしあい、納品であれば担当以外の人が行くなど、チームワークの良さも効率的な仕事に繋がっています。

当社にはマニュアルがなく、営業方法も新規訪問も自由です。覚えることは多いですが、努力すれば何でも売ることができますし、自分の幅を広げることもでき、可能性に溢れています。今の目標は、もっと知識を広げて日々成長し、お客様から頼られる存在になることです。そして、部品だけでなく機械全体を任せていただけるような大きな仕事をやりたいですね。会社としてもまだまだ幅を広げることができると思いますので、自分が成長することで、会社の成長の力になっていきたいです。

ご縁とタイミング

私は新卒で入社した会社を1年弱で退職し、当社に入社しました。前職でも営業をしていましたが、上司と考え方が合わなかったことが退職の一番の理由です。転職活動では、営業はやりたくないと思っていて、趣味を活かせる書店などを検討していたのですが、たまたまナビにエントリーが残っていた当社から面接の連絡があり、受けてみることにしました。面接では、仕事についての話というよりも、家族のことや共通の知人のことなどたわいもない話で盛り上がり、その場で来週から来てほしいと言われ、即答で承諾しました。人としての違和感がなかったことや、「やってみないとわからない」という考えがあったからだと思いますが、これもご縁ですね。

現在は10社ほど担当していますが、当社は既存商品を納品する一般的な商社とは少し違い、お客様のニーズに合わせて加工会社に依頼して製作した商品を納品するケースが8割を占めます。知識も必要ですが、お客様と加工会社の間に入る調整役なので、相手に合わせたコミュニケーションやタイミングが何よりも大事です。理不尽だと思うことや大変なこともありますが、お客様に満足していただけるものを納品できる瞬間が嬉しいですね。気持ちが落ち込んだ時には休みをとってリフレッシュするようにしています。有給が取りやすい環境であることも、仕事を頑張る支えになっています。

意見を認め、任せてもらえる環境

私は役職としては管理職ですが、当社は個人商店の集合体のようなイメージで、各自の裁量に任されています。自分のやり方を認めてもらえることで責任感も強くなり、それぞれが自立していることは強みだと思います。その上で、上手くいかない時には相談したり助け合ったりと、チームとしても機能しています。また、内勤スタッフの管理も私の重要な仕事です。パート社員が多く知識が少ない為、お客様からの問い合わせへの対応など、日々フォローするよう配慮しています。

当社は良い意味で縛りが無く、自由な雰囲気です。経営陣にも対しても、意見を言えば任せてもらうことができ、変えることができることも当社の魅力。私は過去に就業規則の改定を提案し、今の働きやすい環境づくりに携わってきましたが、軌道に乗るまでに3年以上かかりました。今後の目標は、改善案を実行に移すまでのスピードを早めることです。新社長が就任して新しい組織づくりが始まった今は、それを支えながら様々なことに挑戦していけるチャンスだと感じています。新たなステージに期待を膨らませつつ、これまでの経験を基盤にして、自らが牽引していきたいです。